7/15~7/20

7/15

 夢の中で、学校らしい建物の廊下をずんずん歩いている。やがてドアを開けて外に出るとひらけた草原で、草原のなかにポツンとごはん屋が建っている。昼休みで外に出ている他の学生(のような人達)と一緒にずんずん歩き、昼ごはんを食べにその店に入った。木造りで落ち着いた雰囲気の店だった。メニューにはでかでかと山椒のカレーがおすすめと書いてあり、ではそちらを頂いてみましょうと店員のおばさんに注文を伝えるんだけど、なぜか伝わらない。目をかっちり合わせて何度も山椒のカレーで、と言ったのだけど受け取ってくれなかった。

 というわけで結局夢の中で山椒のカレーは食べられなかったんだけど、起きてからもこの夢のことを覚えていた。山椒のカレーなんてそもそもあるのかいなと思って調べてみると、和風だし仕立てのキーマカレーとしてのレシピがいくつか出てくる。今までカレー用スパイスなんて揃えたことがなかったけど、せっかくなので、クミン、カルダモン、ターメリックと買い揃えて、去年の春からずっと冷凍庫の奥に眠っていた実山椒を大量に入れて、初めてスパイスからカレーを作ってみた。 

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美味しかった。いままでスパイスカレーに凝る趣味のことがよくわからなかったけれど、確かにこれはハマりそう。

 GABAのよく眠れるチョコを食べた直後にコーヒーを飲んだりして、寝たいのか起きていたいのかよくわからない。一度布団に入るも1時ごろ起きだし、結局5時ごろまで曲を作っていた。この時期は毎年よく眠れない。

 

7/17

 注文していた柴田聡子さんのZINEが届いた。新しいEPのリリースに合わせて制作日誌のZINEと、ラジオ的にyoutubeで話をする企画をやっている。

柴田聡子さんは曲を聴いていると、身軽で、自由闊達に言葉を使っていて、それこそ「朗らか」な性格なんだろうな、というイメージがある。けれど制作日記を読んでいると、外からの勝手な印象以上にガッツを大事にする人で、慎重に一つ一つ作り進めていく人のよう。寝過ぎてしまって録りが進まなかったり、閃きにうっとりした次の日には出来が悪く聞こえて落ち込んだり、所々これは自分だ!と思うような場面もあった。そういう、ものを作っていく過程の機微に共感できるようになっただけでも曲を作るようになってよかったなと思う。すごく気に入って、二回目は音読した。

 植本一子さんの日記もずっと読んでいるが、やっぱり人の日記を読むのは好きだな。自分も日記をつけたいと思うし、その日にあったこと、思ったことをその日のうちに残しておくのは大事だとわかっているけど、何事も習慣づけるのが苦手で続かない。今回も1週間かそこらで途切れちゃうだろう。

 

 

7/18

 出町柳に向かって友達と会った。駅を出て、とても久しぶりの晴れだったのでデルタに降りて川を渡ったり、鴨川沿いを歩いたりした。カエルが鳴いていて、川の水の磯の匂いがしてとても気持ちよかった。

どこでご飯を食べるか悩む。この辺りでブータン料理が食べられることを聞いていて、そこもいいなあと思って調べたところ、毎曜日朝昼晩交代で違うお店が入っているシェアカフェらしい。ちょうど土曜の夜は台湾食堂で、少し離れていたがそこへ向かうことに。とても雰囲気が良い店だった。ダンピンと台湾そばと水餃子、オーギョーを食べた。総じて家庭料理っぽい優しい味だった。食べ終わったあと、せっかく京都まできたのに歩かないのはもったいないということで意見が一致して、京大の大きな通りを通って、神宮丸太町の方までぶらぶら歩く。とにかく久しぶりに1日晴れていたので傘も持たず歩けるのが嬉しかった。知らない街を一緒に歩いてくれる人がいることはありがたいなと思う。ひとりで歩いているよりもより鮮やかに景色が記憶に残る。

 

7/19

 12時頃に起きてやる気の出る課題から片付ける。16時ごろから中学卒業ぶりの中学の友達と会う。千里中央に親戚が住んでいるらしい。だいぶ久しぶりに会う友達ということで、気まずくならないか少し不安だったが、中学の頃の感じそのままに話すことができてよかった。全然知らなかったんだけど、院で機械を専攻しながらゲームシナリオや小説、脚本などの物書きを個人でやっていて活躍しているらしい。進路については創作は卒業後も続けていきたいものの、まずは専攻のほうで真面目に就職するかなということで、自分と同じ意見だった。阪急のアフタヌーンティでお茶(グリーンカレーを食べた)した後、千里中央公園の方へ散歩した。千里中央万博公園のエリアでもう5年も生活しているが、そこに住んでいる人々がどんな暮らしをしているのかをよく知らない。つまり、家と学校や、必要な施設を行き来するのみで、地域をみて周ったことがなかった。行きにモノレールの車窓から街を眺めているとき、ちょうどそんなことを思ったばかりだったので、小さい頃からこの辺りでよく遊んでいたという彼女に連れられて、駅周辺を歩くことが出来てよかった。

 3時間ほど喋り倒して解散したあと、やっぱりいつものように寂しい気持ちは戻ってきたが、昨日今日と、ずいぶん素直に話せていたなと思った。うまく言葉が出てこなかったり、空白を埋めようとしたり、相手に合わせて笑ったり、そういう無理がなかった。

 

7/20

 相変わらず寂しい気持ちはやってくる。家に一人でいる時はずっと、ラジオのアーカイブなどを流している。もうただクセになってしまっているが、人の話し声がしないと落ち込んでしまうからだろう。去年は院試に受かるかどうかの不安で、毎日眠れなかったり泣いていたりするのだと思っていた。けど今年もまた同じようなことをしている。一体何が不安で、何をそんなに恐れているのかと思う。多分一番恐れているのは、いつか寂しい・暗い気持ちに飲まれて、力が沸かなくなって、そのうち今よりたくさん眠ったり、必要最低限のお金を稼いだり、買い食いしたりするだけの毎日になって、死ぬ勇気もなくなってしまって、ただ寿命が尽きるのを待つだけになってしまうんじゃないかということで、今は漠然とそれが一番怖い。